2023年4月4~6日と私は静岡の伊豆に湯治の旅に出ていました。
職場を辞める前に退職したら湯治行こうと思っていて3月中に予約していたのです。
その湯治で使った宿の特徴は、天然の石で作ってある岩盤浴、通称『薬石浴』が出来る場所であり、昔に実家にいた時、母親やおばあちゃんがまだ元気だった時に一緒に行った山梨の施設にもあったものでした。
当時にビックリしたことがあり、その山梨の宿にあった薬石浴に入ると一瞬で汗が噴き出してきて、見たこともない大量の汗が流れ出ては止まらない状態になるという凄いものでした。
その薬石湯に入った夜は今までなかった位に深い眠りにつけた想い出がありました。
今回その時の体験をたよりに、伊豆の湯治の宿を探していくことにしたのです。
2泊3日だったので薬石浴たくさん入れるなと思い、どのくらい疲れがとれるだろうなとワクワクして湯治の宿を目指しました。
伊豆の川津という温泉地にその湯治の施設はあったのですが、素泊まりでしたが2泊して1万円程とかなりお得に泊まれました。
実は私には20歳から発症した花粉症がこの時期はいつもきつく、1度20代前半の時にあまりにきつくてレーザーで鼻の治療をしたのですが、20代中旬からまた花粉症の症状が出て、もう一生付き合うものだと考え、40歳までの約20年間共に歩んできました。笑
そんな花粉症ですが、そこの施設のお客様の声で長年の花粉症が薬石浴に入っただけで解消したとか都合の良いことが書かれていたので、まさかと思いつつも普通に薬石浴を楽しみました。
薬石浴のルールですが、10分入り一度出て水分を取り5分程休憩を取り、また10分入りの繰り返しを3~4回を1タームとしてそれを2回位繰り返すのが良いと言われてます。
4日の宿に着いた日に2ターム、5日の中日に朝に2ターム、夜に2ターム。6日のチェックアウトの日に2タームと合計8ターム薬石浴に入りました。
チェックアウトの日には今までたまっていた老廃物が身体から抜けており、身体が中から生まれ変わったかのような感覚を得ることができました。
少しして感じたのですが、花粉症の症状が非常に軽くなっており、2月下旬から処方していた花粉症の薬も全然いらなくなり、今まで4月に一番ひどかった目のかゆみも普通に生活していても出てこなくなり驚きました。
「これって薬石浴の力じゃないか?」
と半信半疑でしたが、少し継続してみようと、近くに同じような施設がないか検索し、日帰り入浴で出てきたので、そこに週一で通うことにしました。
そうしたらまさかのまさか、長年悩んでいた花粉症の症状が4月後半は全く出ず、まさに身体の中の免疫力と代謝が上がり花粉症を撃退できたのだと確信しました。
若い頃は汗をかくことをやっていたりしたのですが、30代~は家と職場との往復ばかりで、汗をかくこと、特に大量の汗を流すことなんてほとんどなかったので、代謝が凄く落ちていたのだと理解しました。
薬石浴をすると、汗が滝のように噴き出し水もたっぷりと飲むので、身体の中の臓器の水分が入れ替わり、身体の中から綺麗になるのを感じます。そしてその日の夜は本当にぐっすりと深い眠りにつくことができます。
薬石浴によるメリットをまとめると
・代謝が上がる
・基礎体温が上がる
・肌のターンオーバーを促進し、肌がツヤツヤになる。
・身体の中の老廃物が出るので身体が軽くなる。
・汗が滝のように出て、汗腺だけでなく皮脂腺からも汗が出るので体臭が薄くなる。
と言った本当に良いことが沢山あります。
ファッションやスキンケアは主に身体の外側の見た目を良くすることでしたが、薬石浴は身体の内側を良くすることになるので、長い目で見れば外側にも必ず現れてくることになるので、余裕がある方は勿論ですが、身体になんらかの不調を感じる方は一度試してみると良いのかなと思います。
私はもう、薬石浴のない世界では生きてはいけないという位の存在になっています。笑
今は週一の自分へのご褒美として継続して行っていますので、この習慣も続けていきたいです。
それではまた明日。
コメント